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爪水虫の治療を手術で行う場合もある

水虫は頑固な病気です。
白癬菌の感染が原因で、足に多く見られます。
それが爪にまで及んだものを爪水虫と言います。
爪水虫になると色が白濁化して形状も均一でなくなり厚い部分ができるなど異形になります。

かゆみよりも見た目がひどくなる症状です。
放置することで広がることもあります。
場合によっては皮膚にまで広がって悪化します。

通常の水虫では塗り薬の塗布により原因菌を死滅させる治療を行います。
皮膚であれば薬が浸透して水虫菌に届くため効果が期待できます。

しかし、爪の場合は硬くて浸透性が低いため、薬の塗布による効果が弱いと言う問題があります。
また、皮膚細胞とは異なり代謝が悪く、生え替わるまでに長い年月がかかります。

感染していない爪が出てきても周りにある爪水虫から広がって、感染するリスクがあります。
そのため、薬の塗布ではなかなか完治することができません。

爪水虫になると爪が変形するため足への負担がかかり、爪の根元から出血するリスクもあります。
悪化すると膿むこともあり深刻です。
早期治療が必要ですが、薬ではなかなか爪の中の水虫菌を殺菌することができません。

特に変形によって厚い部分ができると、奥まで薬が届きません。
薬での治療は長期化するため、根気が必要です。
治ったと思っても再発することも多くなかなか完治には至りません。

最終的に行われるのが手術です。
外科的な手術では、爪水虫になっている爪を剥がす処置を行います。
麻酔を行なって爪を取り、周りに広がっている場合にはその部分も切除します。
手術後は化膿止めのために抗生物質を服用します。

爪が完全に復活するまで定期的な確認が必要です。
この方法は痛みを伴うことや生活に支障が出るためあまり行われることがありません。

最近では、レーザーを使った手術が行われます。
外科的な手術と違って痛みもほとんどなく日帰りで治療ができるので負担になりません。
早期治療を望む患者にとって効果が期待できます。

レーザー治療が効果的!費用や治療期間は?

足の爪水虫ができるとなかなか治らない場合に行われるのが、レーザーによる手術です。
爪水虫の原因となっている水虫菌をレーザーの熱作用によって蒸散させるものです。

Nd:YAGレーザーと呼ばれるものを使います。
レーザーは光であり、その波長によって作用が異なります。
長波長のものを使うことで表面ではなく奥まで熱作用が及ぶため爪水虫には効果的です。
熱作用といっても局所的に作用するためやけどなどのリスクはなく、熱いと感じることもありません。

爪の根元から少しずつ照射していって水虫菌を蒸散していきます。
菌が死滅してもすぐに爪が改善されるわけではありません。
新しく生えてくる爪は水虫菌がない普通の状態で出てきます。

足の爪の場合、1ヵ月で成長するスピードは1.5mm程度です。
そのため全てがきれいな形、色になるまでには10ヶ月程度かかります。

治療の効果は新しく生えてくる爪を見ることで確認できます。
ここで感染が広がって再発するのを防ぐため1ヶ月に一度のレーザー照射が必要となります。

一回の施術は10から20分ほどです。
痛みはないので麻酔の必要はありません。
爪水虫が見られるところを洗浄して、厚みが均等でない場合には厚い部分を少し削るときもあります。

その後で根元から先端に向けてレーザーを照射していきます。
終わったらそのまま帰宅することができます。

この手術は残念ながら保険の適用ができません。
そのため費用はすべて自費となります。
レーザー照射する広さによって費用が変わってきます。

親指だったらだいたい5,000円から7,000円、他の指であれば3,000円から5,000円になります。
範囲が広くならないうちに早期治療した方が自費負担が少なくて済みます。